導入事例・インタビュー

INTERVIEW

株式会社FOOD&LIFE COMPANIES様

蓋閉めロボット導入インタビューです。

株式会社FOOD&LIFE COMPANIES様は、あきんどスシローや京樽を子会社に持ち、日本のすし市場を牽引する存在です。 

同社は、「変えよう、毎日の美味しさを。広めよう、世界に喜びを。」をVISIONに掲げられています。

今回は同社の子会社の京樽様に「蓋閉めロボット」を導入いただきましたので、お話を伺いました。 

導入事例紹介

蓋閉ロボット(Capping Robot)導入までの概要

蓋閉めロボット導入に踏み切った理由を教えてください。 

 今回は、船橋にある京樽のセントラルキッチンに蓋閉めロボットを導入しました。 

ここでは、店舗向けの炊いたご飯や、江戸前寿司、上方寿司、外商向けのお弁当などを製造・出荷しているのですが、ここで、京樽のテイクアウト用の一部のお寿司の蓋を閉めるため、この蓋閉めロボットを導入しました。 

セントラルキッチンで江戸前寿司を作るようになった時の1番の課題は人員確保の問題でした。商品により拘るためには商品に「関わらない部分」を省力化することが必要だと判断し、今回、機械化に踏み切りました。 

導入にあたっての懸念事項を教えてください。

1番の懸念点は、やはり働く人の機械への抵抗感ですね。働いている人が、機械を受け入れて頂けるかどうかが1番懸念になっていました。 

機械慣れしている人もいる一方で、セントラルキッチンで働く人の多くが「アームロボット」など機械に見慣れていない、触ったことがない人です。 

そのため、初めは仰々しいものが入って、使いにくい、使えない、なんか難しいなあ・・・といった意見がでるかと思っていました。 

実際にロボットを導入してみていかがでしたか?

まだまだロボットに改善点はありますが、スタッフの反応や、操作性は、思ったよりも受け入れられています。実際に、最初は使いにくい、操作できないという声もありましたが、いざ動かしてみると、楽になった、別の業務に集中できる。という声があがってきて、現場の方も使おうという気持ちになってくれています。 

ロボットの導入によって、何が実現できましたか?

これまでは、蓋を閉める作業をひとりのスタッフがしていたが、蓋閉めロボットが代わることによって、その方が製品の完成度をチェックする業務に回れるようになりました。 

結果として、製品のクオリティが上がってきていると思っています。 

コスト削減は期待できますか? 

まだまだロボットを導入したばかりなので、すぐ効果が出るというものではありませんが、セントラルキッチンのスタッフの人がもっと使いこなせるようになれば、省人化の効果は出てくると思います。 

CRと仕事をしてみてどうでしたか? 

仕事は1〜2年。だが、コミュニケーションは5年くらい、情報交換などをしていましたが・・・今後もいい関係を築けたらなと思っています。  

今後について

今後、ロボットに期待することはありますか? 

いまは4種類の蓋に対応していますが、より多くの蓋を閉めることができて、汎用化ができるとより効果が期待できます。 

今後、CRに期待することは?

いま導入機器は、専門性・専用性が高いので、汎用がきくロボットが作れたらいいなと思っています。よりいいものを提供いただけるのが1番ありがたいですね。 

蓋閉ロボット(Futappy™)の
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