導入事例・インタビュー

INTERVIEW

埼玉県の惣菜工場会社様

埼玉県で米飯や、惣菜の煮物やひじき煮、ごぼう煮を製造されている企業様にDelibotを導入いただきました。

導入事例紹介 ー盛付ロボット(Delibot)導入までの概要

Delibotの導入に踏み切った理由を教えてください。

弊社は米飯を中心に作っている工場で、一部惣菜の煮物やひじき煮、ごぼう煮を作っている会社です。

生産性の目標として時間あたり1,000食から1,500食を目指して製造していますが、想像以上に進む人口減による人手不足の解消と、弊社が目指すデジタル化の2点が相まって、ロボット導入に至る経緯になりました。 

Delibotの導入にあたって、懸念事項はありませんでしたか?

ロボットなので、生産性が出ないかもしれないことに対する心配や、パートさん従業員の使い勝手が未知数な部分を懸念しておりました。 ロボットの導入に関しては、最初はかなりこう操作に関して難しいんじゃないかとかありましたけども、実際導入してみると操作も非常に簡単でした。

Delibot導入後について

実際にDelibotと働いている現場の方々からはどのような反応がありましたか?

パートさんに関しては、自分の(盛り付けの)方がまだ早いわよと、ロボットに対してライバル心を抱くような方もいらっしゃいました。 まだ導入して間もないですので、今後この必要性はどんどん浸透していって、いずれ、 無くてはならない機械になっていくのではないか、と考えています。 

どういう点でDelibotを評価できますか

今、ロボットで盛り付けているのはひじき煮、田舎風きんぴらというごぼうの煮物の2種類です。ひじき煮に関しては扱いが非常に難しくて、(従来の製品である)充填機等も考えたんですけども、 コネクテッドロボティクス社のポテトサラダの盛り付けを見た時に、あ、これなら行けそうだな、と選定しました。 

いなか風のきんぴらに関しては、具材の一つ一つが大く、機械化は非常に難しかったのですが、これをチャレンジとしてできるのかどうかをコネクテッドさんに投げて、最終的にはできるようになったというところで、その2品のロボット化を選びました。

Delibotを導入して、どのような効果がありましたか?

ロボット導入の効果ですが、2名人員を削減しています。まずはその効果が大きいです。 正直なところ、今まだ熟練のパートさんには追いつかない生産性ですが、これを12時間、20時間連続で稼働させた時にどうなのかと想像すると、ロボットの方が淡々と生産性安定して出してくれて、良いと考えています。 

ロボットが対応できる品種をもっと増えれば更に使い勝手が良いですし、導入コスト、費用対効果の部分がクリアになっていくと、よりロボットが浸透していくのではないかなと思っています。 

一番は人手不足によってお客様にサービスが提供できなくなるという事態に陥るのが一番怖いことですので、これの改善のために、ロボットによる自動化、省人化が不可欠になるんじゃないかと考えています。ロボット化、省人化、機械化がもっと普及していくように進めていくことを期待しています。 

コネクテッドロボティクスについて

コネクテッドロボティクスの社員と一緒に働いてみていかがでしたか?

ひじき煮に関してはできるだろうという算段はありましたが、ごぼうはさすがに難しいのでは?できないんじゃないかって思ってはいたんですけども、最終的にエンジニアの方に頑張っていただきました。実現したのは正直内心驚いています。 

ロボット屋さんっていうとどうしてもこう、頭でっかちというか技術屋集団みたいなイメージでしたけども、実際に取り組んでみると非常に惣菜工場、人手がやる作業に対して興味を持っていただいて、お互い寄り添った形でできたのがすごい良かったと感じております。


コネクテッドロボティクスを知ったきっかけは?

実は、YouTubeのポテトサラダの盛付け動画です。面白いことをしている会社だなと思いました。

そこから経産省のプロジェクトで惣菜盛付ロボットの導入を考えているユーザー企業を探しているという話を聞いて、日本惣菜協会さんから紹介してもらった感じです。

今後、コネクテッドロボティクスに何か期待することはありますか?

CRさんにはぜひこの後、食品業界ならずともロボット業界でインパクトのある、影響力のある会社になって世界に旅立ってほしいなと思っています。 

盛付ロボット(Delibot™)の
他の記事を見る