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コネクテッドロボティクス、第22回多摩ブルー・グリーン賞にて優秀賞・特別賞を授賞

2024.12.12

プレスリリース

食産業向けロボットサービスの研究開発および販売を行うコネクテッドロボティクス株式会社(本社:東京都小金井市、代表取締役:沢登哲也 以下当社)は、第22回多摩ブルー・グリーン賞において優秀賞に加えて、技術・製品部門特別賞(経済産業省関東経済産業局長賞)を受賞いたしました。
2024年12月11日に表彰式が開催され、取締役COO佐藤が参加しました。

<多摩ブルー・グリーン賞とは>
多摩地域の中小企業の活性化と地域経済の振興に寄与することを目的に創設されたアワードで、優れた技術や製品を評価する「技術・製品部門(多摩ブルー賞)」と、新しいビジネスモデルを評価する「経営部門(多摩グリーン賞)」の2部門から構成されています。また、独自性・革新性などで特筆すべきことなどの評価が最も高い中小企業、団体、個人事業主に対して、技術・製品部門特別賞として、経済産業省関東経済産業局長賞が授与されます。
これまで21回の実施による受賞者は延べ250社を数え、受賞企業を中心とした会員組織である多摩ブルー・グリーン倶楽部では、受賞企業等会員相互の連携を深める機会を通じて、地域への貢献活動も活発に行われています。

<受賞対象について>
今回、受賞対象となったのは、当社の主力製品である盛付ロボット「Delibot™」です。「Delibot」は段取り替えが多い、惣菜製造工場の盛付工程において、不定形な食材を一定量測ってトレイに盛り付ける動作を自動化したロボットです。多種多様で不定形な惣菜に対応するため、「高度なロボット制御の技術」と「AIを活用したセンシングと学習技術」を組み合わせた高度な技術を用いつつ、量産化を見据えて実装可能な技術を見極めて開発。食品工場のラインに複数台設置して1,000食/時という生産ラインが求める精度・速度・コストで実装できたのは世界初となります。


<授賞式の総評コメントより>
受賞したDelibotは、少量の惣菜をグラム単位できれいにつかんで、多様な食材のいろいろな種類を適確に盛り付けることができるという素晴らしい技術である。可搬式で既存の生産ラインにうまく適合して、いろいろな形で使えると考えられる。現在ライフスタイルの変化に伴い拡大している惣菜の市場に対して、それを担う従事者も多く、生産性が残念ながら高いとはいえない食品産業の人手不足の課題に対して一石を投じたものである。また、実際に現場で使われ出しているということから、大きな業界の課題を解決する製品であるという点が評価されました。

<参考リンク>
多摩ブルー・グリーン賞 HP:https://www.tamashin.jp/business/support/bluegreen
盛付ロボット「Delibot」HP:https://connected-robotics.com/products/delibot/