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SRSホールディングス株式会社と実用化に向けたロボット食洗システムを共同開発! ~洗い場作業の軽減により、店舗生産性の向上を目指します~

2020.2.14

プレスリリース

「調理ロボットサービス」を提供しているコネクテッドロボティクス株式会社(本社:東京都小金井市、代表取締役:沢登 哲也、以下「CR」)は、かねてよりSRSホールディングス株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役:重里政彦、以下「SRS」)と共同でロボット食洗システムの開発を進めております。今後SRSの実店舗で行う予定の実証実験と同モデルのロボット食洗システムを2月に開催される国際ホテル・レストラン・ショーで展示いたします。
   

■共同開発の経緯
現在、国内の外食産業では人手不足がますます深刻化しており、調理の省力化や自動化が大きな課題となってきています。当社はそうした課題に対し、「高度なロボット制御の技術」と「ディープラーニングを活用したセンシングと学習技術」の組み合わせでロボットを知能化し、キッチンで働く人々を重労働から解放するロボットサービスの提供を進めてまいりました。飲食店のスタッフが行う作業の中でも食器洗浄の工程はスタッフへの負荷が大きく、自動化、効率化が早急に求められている領域です。SRSは2018年に発表した中期経営計画にてイノベーションによる省力化・効率化を中核骨子に定め、当社の「調理をロボットで革新する」というビジョンにご賛同いただいたことで、当社との共同開発に至りました。
 
■マーカーレスでお皿を認識し、予備洗い、洗浄、棚に並べる作業を一気通貫で実施
当社のロボット食洗システムはこれまでスタッフが行っていた「食器洗浄作業」と「洗いあがった食器を棚に並べる作業」を自動化します。スタッフは残飯を捨てて食器を置いておくだけで、あとはロボットが食器を認識し、予備洗い、食洗機での洗浄、洗浄後の食器を棚に並べる作業を全て自動で実施します。高度な画像認識・AI技術を搭載しており、食器に特定のマーカー(印)をつけずとも、また、食器が汚れていたとしても、多種類の皿を区別して認識し、食器に適した洗い方を可能としました。これにより、スタッフは接客サービスや調理など付加価値の高い業務に専念できるようになります。
 
今後については、早期の実用化に向けて、SRSが運営する店舗にて実証実験を行う予定です。
 
 ■ロボット概要

ロボット食洗システム
機能 1本目のアームロボットが平置きされたお皿とグラスなどの食器をを識別して持ち上げ、予備洗いをした後にラックに重ねて入れ、ラックを食洗機に押し込みます。その後、食洗機での洗浄が終わった後に、2本目のアームロボットが食器を種類ごとに棚に陳列します。
ロボット動作に関する動画はこちら:https://youtu.be/dxrxQIL57tE
処理能力 30分で約20~30人分の食器を洗浄可能

 
■国際ホテル・レストラン・ショー出展概要
【イベント専用ウェブサイト】 https://www.jma.or.jp/hcj/
【会期】2020年2月18日(火)~21日(金) 10:00~17:00(最終日は16:30まで)
【会場】幕張メッセ 国際展示場7ホール ※当社ブースは「7-H23」です。